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ホーム2021年度お知らせ一覧 > 新年のご挨拶
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新年のご挨拶

写真:企業年金連合会理事長

謹んで新春のご挨拶を申し上げます。

会員の皆様におかれましては、旧年中は企業年金連合会の事業運営につきまして格別のご支援、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

昨年は、コロナ禍が続く中で、経済の安定化に向けた主要国政府・中央銀行の政策対応もあって、欧米を中心に企業業績が回復基調となり、株価も堅調に推移しました。新型コロナウイルス感染症の動向については、現在も予断を許さない状況ですが、本年は感染拡大防止と経済回復をともに進め、ポストコロナの社会経済を模索していくことが期待されています。

年金実務の分野に目を移しますと、本年はDCの受給開始時期の選択肢拡大や加入可能年齢の引上げが行われるなど、令和2年年金制度改正法の施行が続きます。5月には制度間ポータビリティが拡充され、企業型DCから連合会の通算企業年金への資産移換が可能となります。連合会としましては、移換手続きの効率化を進め、移換促進を図っていく所存です。

同じく5月には、企業年金と連合会の間での資産移受換や各種情報提供に係る手続きをオンライン化する「企業年金ネットワーク」のサービスを開始します。迅速な手続きの実現により事務負担の軽減や利便性の向上を図り、安全性の高いサービスの提供に努めてまいりますので、是非ご活用いただければと存じます。

さらに本年10月には、企業型DC加入者のiDeCo加入要件の緩和に併せて「企業年金プラットフォーム」を稼働させ、記録関連運営管理機関と国民年金基金連合会の情報連携を開始します。DB等を含め、全ての企業年金をつなぐ令和6年の全面的な稼働を視野に入れ、引き続き関係機関との調整を図り、システムを着実に構築してまいります。

当連合会の重要な使命である会員の皆様への支援につきましては、今後とも政策委員会等における議論を踏まえ、企業年金制度の一層の普及発展のための政策提言を積極的に行っていくとともに、研修事業や投資教育事業、共同運用事業、及び各種コンサルティング事業などについて、より良いサービスをお届けできるよう、会員の皆様のニーズを把握のうえ実施してまいります。

役職員研修や各種セミナーにおいては、ビデオ・オン・デマンドやライブ配信での実施を拡充する一方、並行して対面形式での開催も再開することにより、充実した研修環境を整えてまいります。

また連合会では、中小企業の事業主の方々にもご活用いただける内容の「企業型確定拠出年金ガバナンスハンドブック」を、昨年の10月に作成、公表しました。本ハンドブックは、DCガバナンス上の課題を自己診断するためのチェックシートや、課題に対する解決の手順を示したQ&Aを盛り込み、実践的な内容となっています。本ハンドブックが関係者の皆様に活用され、企業型DCのガバナンス向上の一助となることを願っております。

企業型DCの事業主の皆様から委託を受け連合会が実施している投資教育については、一昨年から実施のライブ配信セミナーが好評を博しています。本年は開催回数を増やし、より多くの加入者の皆様にご参加いただけるよう、内容の一層の充実を図ってまいります。また、eラーニングのコンテンツについても、加入者の皆様にとってよりわかりやすく、付加価値のある内容に改め、提供させていただく予定です。

以上のような取り組みを通じ、本年も、確実な年金通算事業の実施ときめ細かな会員支援を行い、企業年金の充実発展に貢献できるよう尽力してまいる所存です。

結びに、企業年金関係者の皆様のこの一年のご多幸を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

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