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ホーム2023年度お知らせ一覧 > 新年のご挨拶
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新年のご挨拶

写真:企業年金連合会理事長

謹んで新春のご挨拶を申し上げます。また、会員の皆様には、日頃から企業年金連合会の事業運営につきまして格別のご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

昨年は、各国でインフレ高進に対応した金利引き上げが続きましたが、我が国では、コロナ禍からの社会経済活動の正常化が進む中で、株価はバブル経済崩壊以来約33年ぶりの高値を更新しました。

また、昨年末には、政府において資産運用業等とアセットオーナーの改革を図る「資産運用立国実現プラン」が取りまとめられました。連合会では、当該プランの議論に先立ち、企業年金における資産運用の目的、在り方や現状について関係者に正確な理解を深めてもらうため、昨年9月に、「『資産運用立国の実現に向けた取組』に対する提案等について」を公表し、積極的に周知を行いました。

今後、この政策プランを踏まえ、具体的な政策について更に検討が進められるものと見込まれています。その中で企業年金の資産運用の見える化等について、社会保障審議会企業年金・個人年金部会にて次期企業年金制度改正に向けた議論と併せて検討が進むものと思われます。今後とも同部会での議論や政府の動向を注視し、必要な提言や会員の皆様への情報提供を適宜実施するとともに、資産運用に関する支援事業の充実を図ってまいります。

また、スチュワードシップ活動の実質化に関しては、「企業年金スチュワードシップ推進協議会」を設立し、運用受託機関のスチュワードシップ活動を企業年金が協働してモニタリングする活動を提案しており、その実施に向けた具体的な検討を始めてまいります。多くの企業年金の皆様に参加いただけるよう取り組んでまいりたいと考えています。

連合会では昨年、多くの中途脱退者等がポータビリティ制度を活用せずに脱退一時金を受給している状況に鑑み、老後資産形成の継続を促すことを目的に、新たに動画や特設ページを作成し公開しました。併せて、作成した動画等を広く知っていただくため、広報用のチラシ等を企業年金関係者の皆様に配布いたしました。企業年金制度の周知や退職時の説明にお役立ていただければ幸いです。

また、会員支援事業を会員加入前の1年間無料でお試しいただく取り組みを推進中です。会員であるメリットを実感し、正式な会員として加入していただくためにも、皆様のニーズに即した事業の実施に努めてまいります。

デジタル化の一層の推進にも努めてまいります。特に、企業年金ネットワークの利用促進や、本年12月の企業年金プラットフォームのフェーズⅡ稼働に向けての最終調整の他、年金通算センター事業に係る各種届出等のオンライン化に向けたシステム開発等に取り組んでまいります。

企業年金の重要性がますます高まる中、今後とも連合会が果たすべき役割を確実に遂行し、企業年金制度の更なる発展に向けて努めるとともに、企業年金加入者の老後の所得保障の充実に貢献してまいる所存です。

結びに、企業年金関係者の皆様のこの一年のご多幸を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

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