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確定拠出年金(DC:Defined Contribution Plan。「掛金建て年金」ともいわれる。)は、拠出された掛金が個人ごとに明確に区分され、掛金とその運用収益との合計額を基に給付額が決定される年金であり、積立期間中の運用の結果により、将来の給付額が変動する仕組みとなっている。運用のリスクは加入者個人が負うこととなる。
確定拠出年金には、(1)事業主が労使合意に基づいて実施(掛金を拠出)し、原則として70歳未満の従業員が加入者となる「企業型年金」(企業型DC)と、(2)65歳未満の公的年金の加入者が国民年金基金連合会の委託を受けた運営管理機関(金融機関)に申し込みし、加入者となり、自らが掛金を拠出していく「個人型年金」(iDeCo)の2種類がある。
確定拠出年金の個人別管理資産は、企業型年金または個人型年金もしくは確定給付企業年金に持ち運び(ポータビリティ)が可能となっている(企業型年金の個人別管理資産は企業年金連合会へのポータビリティも可能)。
また、掛金は法令上の拠出限度額の範囲内で、事業主掛金は損金に算入でき、加入者掛金は全額所得控除が認められている。