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共分散や相関係数は異なる2つの資産(銘柄)の共変動性を測る尺度であるが、時系列相関は、同じ資産(銘柄)の収益率がその前後の期の収益率と何らかの関係があるかを測定したものである。例えば前期の株式の収益率が良好だった場合今期の株式の収益率も良好となる関係にあれば、正の時系列相関があり、逆であれば負の時系列相関があることになる。また、コインを投げて表が出た場合、もう一度コインを投げて表が出るか裏が出るかは、はじめにコインの表が出たこととは関係なく、50%の確率で表か裏が出る。このような場合が系列相関のないケースである。有価証券の収益率も時系列相関が無いものと仮定するのが一般的である。その場合、今期の収益率は前後の期の収益率とは何の関係も無く、独立に決まる。