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ホーム用語集 > 退職給付信託
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退職給付信託

企業が保有する株式などの有価証券を退職給付(退職一時金支給又は年金の掛金拠出)のための信託契約に拠出することをいう。平成12年の退職給付会計の導入に伴い発生する積立不足を圧縮するために設けられたスキーム。

退職給付会計基準により発生する積立不足の圧縮を行うため、企業が保有している持ち合い株式を売却することが考えられるが、そうするとその株式を発行している企業の支配権を失うとか、市場で売却されることで株価が下がってしまうなどの問題が生じる。

そこで、将来の年金・退職金支払に使途を限定することを条件に株式などの有価証券を信託契約に移すというもの。退職給付信託の財産は退職給付債務から差し引くことができるので、退職給付に係る負債を減らすことが可能になる。

持ち合い株式を拠出して退職給付信託を設定した場合は、持ち合い株を事実上手放さずに積立不足を圧縮する事ができるが、株価が下がれば株式を追加信託しなければならない。

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