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制度運営に大きな影響を与える資産運用を巡る状況は厳しく、現在も東日本大震災とそれに続く福島原発事故や、ギリシャショックに端を発する欧州ソブリンリスク等、予断を許さない不透明な状況が続いています。
また、AIJ投資顧問による企業年金資産消失問題は、厚生年金基金制度の根幹を揺るがす社会的問題となり、投資方針の決定や運用機関評価など、基金理事の果たすべき受託者責任のあり方について、問題が投げかけられています。
本報告書は昨年発刊した『新しい資産運用情報提供の試み』の内容をフォローアップするとともに、詳細を提示できなかったテーマや会員の問題意識が高いと考えられるテーマを新たに設定し、資産運用相談会における会員との議論を通じ検討を行いました。
本報告書では8つのモデルケースを設定していますが、その中で提示された解決策をそのまま適用できる場合もあれば、工夫が必要な項目もあると思われます。それぞれのテーマの中で取り上げられた内容が、皆様方の業務推進のための一助になることを切に願っています。
企業年金運営の第一線にいる方々にとって実践的に役立つ本書を、どうぞご活用ください。
企業年金連合会 会員サービスセンター 政策企画課
E-mail:shuppan-chosa@pfa.or.jp